遠野七観音・山谷観音
遠野七観音:山谷観音
遠野七観音:山谷観音    

 

名称 トオノシチカンノン・ヤマヤカンノン
遠野七観音・山谷観音
種別 有形遺産(建造物等)
住所 小友町37地割1番地
説明 認定番号:1号
推薦団体:小友町地域づくり連絡協議会
【遺産の概要】
平安時代前期に慈覚大師が一本のカツラの木より七体の観音像を刻んで安置されて成立されたといわれる遠野七観音の第一番札所。大慈山長福寺と号す。一昼夜のうちに七観音を巡ると特に御利益が高いという、七観音巡りは江戸中期頃から盛行し現在も行われている。観音堂(県指定)、経塚経筒(市指定)、鰐口(市指定)などの中近世の遺物がある。創建は854年(斉衡元年)という。1354年(文和3年)再興、1691年(元禄4年)観音堂、本尊焼失、1699年(元禄12年)観音堂再建(現存)、1742年(寛保2年)十一面観音像を安置(現存)。堂の西側の経塚から1584年(天正12年)銘の経筒が出土。1691年(元禄4年)鰐口の銘文には沿革が記されている。 
備考 地区:小友、大別:有形