こども本の森構想推進事業について
こども本の森構想とは・・・「震災復興から文化復興へ」
コンセプト 「本とふるさと 未来へつなぐ 文化復興拠点」
三陸文化振興プロジェクトで、献本活動と文化財レスキューを行ってきた遠野市。
次の被災地支援として、沿岸と内陸をつなぐ遠野が"本"を中心につぎの時代をつくる子どもたちの想像力・創造力を養うことが大切と考え、被災地の文化復興拠点として子ども向け本の施設を整備する「こども本の森構想推進事業」を進めます。
脈々と伝承されてきた遠野の古きよき文化を土台として、未来をつくる子どもたちのために"本"とふるさとが未来へつなぐ、遠野にしかできない新たな復興のシンボルをつくります。
世界的建築家・安藤忠雄氏が提唱する「東北の復興のシンボルはこどもたちの未来である」「子どもたちの未来のためには本・読書が大事ではないか」という想いをカタチニするため、安藤氏が「こども向けの本の施設」をつくり、遠野市に寄贈していただきます。
遠野市は、この施設を含めた「まちなか」を「子育てゾーン~わらすっこの居場所=こども本の森構想」としていくための検討を進めています。
きっかけ
安藤忠雄氏が遠野文化研究センター赤坂憲雄所長、西舘好子顧問を介して、遠野市に「こども向けの本の施設」をつくってはどうかとの提案がありました。
この提案に対して、市と赤坂憲雄所長、西舘好子顧問、安藤忠雄氏が協議を重ね「まちなかの古民家」を活用した「こども向けの本の施設」整備に向けて検討していくことで合意しました。
概要・経過
事業の概要についてはこちらをご覧ください。
こども本の森構想推進事業 概要[622KB pdfファイル]
今後の予定
市議会議決など必要な手続きを踏まえてこれを決定し、整備に向けた調整を進めていきます。
【施設整備日程】
1 工事着工 令和2年10月10日~ 旧三田屋解体
◆11月16日(月) 11:00~ 起工式
2 建物完成 令和3年5月
3 オープン 令和3年7月
「こども本の森 遠野」に配架する本を募集しています
こども本の森遠野は、想像力と創造力を育む居場所として、また、沿岸被災地との文化のネットワークを作る拠点でもあり、将来を見据えて子どもたちの夢と希望に向かう本の施設であることから、児童図書を中心とした蔵書を幅広く募集します。全国からの本の寄贈をお願いします。
★詳しくはこちらをご覧ください⇒ 「こども本の森 遠野」本の募集実施要項.pdf [199KB pdfファイル]
★申込書はこちらです⇒ 「こども本の森 遠野」本の寄贈申込書.docx [178KB docxファイル]
★本の送付先 〒028-0515 岩手県遠野市東舘町3番9号 遠野市立図書館内こども本の森拠点整備室 TEL0198-62-2340 FAX0198-62-5758 メール:bunka@city.tono.iwate.jp
募集状況
1月17日現在、約9,000冊の本を寄贈いただきました。目標は10,000冊ですが、特に「絵本」が不足している状況であり、●●全集についてはお断りしております。
毎日、市内はもとより岩手県内、そして全国各地から本を届けていただいており本当に皆様のあたたかいご厚意に感謝申し上げます。
さらにご協力をお願いします。
運営のための寄附への応援をお願いします
こども本の森 遠野は、東日本大震災を風化させることなく、『遠野物語』が今もなお息づいている遠野市から本を通してさらに文化を発信するため、市民はもとより全国各地からの運営への応援をお願いするものです。次代を担う子どもたちのため、みんなで本の森を育てていきませんか。
★詳しくはこちらをご覧ください⇒ 「こども本の森 遠野」寄附募集実施要項.pdf [417KB pdfファイル]
★申込書はこちらです☟
寄附金申込書(様式第1号・法人用定額) [docxファイル]
寄附金申込書(様式第2号・個人用定額) [docxファイル]
