長作堤防の記念碑とその周辺
長作堤防の記念碑 長作堤防の記念碑とその周辺
長作堤防の記念碑 長作堤防の記念碑とその周辺  

 

名称 チョウサクテイボウノキネンヒトソノシュウヘン
長作堤防の記念碑とその周辺
種別 複合遺産
住所 遠野町9地割106‐9の一部、綾織町新里7地割の一部
説明 認定番号:158号
推薦団体:遠野町第11区自治会
【遺産の概要】
四戸長作が、水害防止のために築いた堤防の記念碑とその周辺。文政年間(1818~1831)当時、猿ヶ石川は、毎年のように氾濫し、六日町や下同心町に水害をもたらしていた。天保6年(1835)、長作は資私財を投じて落合の来内川から愛宕山の麓まで550間(約1㎞)の築堤工事に着手し、9年間を要して完成させた。築堤工事により離水した旧川跡には新田を造成して遠野南部家に献上し、その功により士分格を許され四戸氏を名乗ったという。
このことは古文書にも記載があり、市内小中学校の郷土史の教科書である「郷土の先人探訪」「遠野先覚者物語」等の中でも紹介されている。
石碑周辺は草地となっており、地域住民の手による草刈り、清掃、花壇の整備などが定期的に行われている。 
備考 地区:遠野 大別:複合