谷地館の址と八幡宮
谷地館の址と八幡宮
谷地館の址と八幡宮    

 

名称 ヤチダテノアトトハチマングウ
谷地館の址と八幡宮
種別 有形遺産(旧跡) 
住所 綾織町上綾織24地割13番地 
説明 認定番号:18号
推薦団体:綾織町第6区自治会
【遺産の概要】
館跡の敷地(八幡宮境内含む水田・畑)315㎡、八幡宮の境内80㎡、建物面積10.5㎡。もとは、円形の平城であったというが、現在はほとんどその痕跡は見られない。わずかに、弧を描く水田や、道路が当時の堀跡の名残がある。他に周辺には館に関する地名や屋号が残っている。嘉禎元年(1235)に宇夫方広治によって築かれたと言われている(『遠野市史』)。『宇夫方家譜』には、宝徳2年(1450)気仙の金成政実により谷地館が攻められたが、近隣の援軍に助けられ撃退したという記録がある。宇夫方氏が衰退してからは、阿曽沼氏の分家の上野氏が館主となった。 
備考 地区:綾織、大別:有形