遠野太神楽
遠野太神楽
遠野太神楽    

 

名称 トオノダイカグラ
遠野太神楽
種別 無形遺産(芸能)
住所 大工町
説明 認定番号:24号
推薦団体:遠野太神楽保存会
【遺産の概要】
遠野市大工町に幕末頃より伝わる芸能。南部神社例大祭、遠野郷八幡宮例大祭などで奉納される。演目は、通り、四方の舞、うさぎ、獅子舞、祝いの舞、万歳、囃子六曲(宮神楽、門松、大囃子、うさぎ、籠毬、しころ)。口伝によると、幕末頃「おかめ倉松」という踊りの名人が伝えたのがはじまりとされる。史料での初見は、『検断勤方記』の中の天明7年(1787)に書かれた第十四に、宝暦4年(1754)に伊勢両宮神社の神輿巡行が始まり、その巡行行列の中に太神楽があるという記載である。つまり、1754年には太神楽は舞われていたと推察できる。当初は、遠野城下の芸達者な者たちが、それぞれ太鼓・笛を持ち寄り集まって来て演じていたが、安永3年(1855)に鍵町瑞応院門前佐々木大和守殿が、道具等を一ヵ所で保管するようになったため、それ以降大工町で伝承するようになった。  
備考 地区:遠野、大別:無形