遠野市太陽光発電設備の設置・運営等に関する指導指針について
遠野市では、太陽光発電事業者による適切な太陽光発電の設置や運営を促すため、「遠野市太陽光発電施設の設置・運営等に関する指導指針」を策定し、令和7年(2025)年7月1日より運用を開始しました。
本指導指針は、資源エネルギー庁が策定している「事業計画策定ガイドライン (太陽光発電) 」と併せて御活用ください。
遠野市太陽光発電施設の設置・運営等に関する指導指針.pdf [ 539 KB pdfファイル]
指導指針の対象
- 対象施設 太陽光発電施設(建築物の屋根又は屋上に太陽光発電設備を設置するものは、指導指針の対象外)
- 対象区域 市内全域
- 適用期間 太陽光発電設備設置の企画立案から当該設備の撤去及び処分が完了するまで
- 対象規模出力 10kW以上
※同一の事業者(実質的に同一の場合も含む。)が、複数の太陽光発電設備を一体的に設置し、それらを合算した出力が10kW以上となる場合も対象となります。
※出力10kW未満の太陽光発電設備においても、指導指針を参考に事業を実施することが望まれます。
指導指針の規定事項(抜粋)
1 太陽光発電設備を設置しようとする場合には、市経営企画課に事前相談をお願いします。
事前相談で御連絡いただいた内容は、庁内関係課に共有します。
【事前相談時の提供を依頼する項目】
- 発電事業者名
- 総発電出力(kW)
- 設備設置(予定)場所(住所)
- 事業予定地の面積(㎡)
- 事業(予定)地の地目
- 工事着手(予定)年月日、運転開始(予定)年月日
2 立地を避けるべきエリア等を明示しました。
企画立案の段階で、地域への影響を考慮しながら用地選定を行ってください。
3 地域住民等の理解を得た上で事業を進めてください。
- 事業者は、地域住民等とコミュニケーションをとりながら、防災面をはじめ景観面、環境面等について合意形成を図り、理解を得た上で事業を行うことが肝要です。
- 事業者は、原則、説明会を開催し、地域住民等に対し事業内容を説明してください。
- 説明会開催後は、説明会の概要を記載した報告書(任意様式)を市に提出してください。
4 施工に当たって配慮すべき事項に沿った対応をお願いします。
- 生活環境、景観、防災・安全対策などに十分に留意してください。
- 事業地には、事業者名や緊急連絡先の表示を行ってください。
5 設備を設置した後は、適正な維持・管理、撤去・廃棄に努めてください。
- 保守点検、災害発生時の対応、緊急連絡先の表示等の対応を講じてください。
- 事業終了後の撤去・廃棄についても事業計画に位置付けてください。
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