辷田峠一里塚
辷田峠一里塚
辷田峠一里塚    

 

名称 スベタトウゲイチリヅカ
辷田峠一里塚
種別 有形遺産(旧跡)
住所 上郷町細越2地割5番地
説明 認定番号:20号
推薦団体:上郷町地域づくり連絡協議会
【遺産の概要】
2基1対。高さ2.5m 2.9m、下端周ともに31m、上端周ともに14.6m。2基の間の距離は12.7m。完全に形が残っている。市指定文化財(昭和38年4月26日指定)。一里塚は一般的に慶長9年(1604)に幕府が江戸日本橋を基点とし、東海道、東山道、北陸道の三街道に1里(約4㎞)ごとに土を盛り塚を築き、その上に樹木を植え里程の目標を造らせたもの。諸大名もこれに習い領内の街道にも設けた。盛岡藩内では慶長15年(1610)頃から築きはじめ、寛永12年(1644)10月、脇街道に一里塚を築くよう命じている。この直後、盛岡藩が幕府に提出した正保絵図には、既に脇街道にも一里塚が記入されているので、この頃までには築かれたものと見られる。 
備考 地区:上郷、大別:有形