食品ロス削減の取組
1 食品ロスとは
「食品ロス」とは、食べ残しや手付かずの食べ物など、まだ食べられるのに捨てられている食べ物をいいます。国内での発生量は、年間約522万t(2020年度)、一人あたりの年間食品ロスは約41㎏(農林水産省・環境省推計値)にものぼり、社会問題になっています。
2 食品ロス削減のため家庭でできること
家庭では次のような取組例が食品ロス削減に有効です。
- 買い物前に冷蔵庫の在庫を確認し、食べ物を余分に買いすぎない。
- 調理では食材をできる限り使い切る。
- 家族の適量を把握し、多く作りすぎない。
- 料理が余ったら、作りかえるなどの工夫をする。
- 生ごみを捨てるときには、しっかり水を切る。
- 生ごみをたい肥化するコンポスト(生ごみ処理容器・生ごみ処理機)を使用する。
※市生活環境協議会では生ごみ処理容器等の購入助成を行っています。(サイト内別ページへのリンク)
3 3010運動の実践
「3010運動」とは、宴会時などで、適量を注文し、「乾杯後の30分間は料理を楽しみましょう」「お開き前の10分間も再度料理を楽しみましょう」と呼びかけることで、出された料理を残さずに食べきり、食品ロスを削減する運動です。
地域、職場などの宴会の際に実践し、食品ロス削減に取組ましょう。
4 もったいない・いわて☆食べきり協力店
県と市は、3010運動など、食べ残しや飲み残しの削減に取り組む事業者を「もったいない・いわて☆食べきり協力店」に登録し、食品ロス削減に取り組んでいます。
宴会の際は、ぜひ「もったいない・いわて☆食べきり協力店」をご利用ください。
■市内の登録店(令和4年12月1日現在)
食堂喫茶 Coco Kana | 遠野市中央通り2-1 | 0198-62-4384 |
民宿とおの | 遠野市材木町2-17 | 0198-62-4395 |
待月 | 遠野市新穀町3-1 | 0198-62-2436 |
遠野食楽市場いちい | 遠野市中央通り10-10 | 0198-66-3511 |
Deん~隠れ家~ | 遠野市新穀町7-13 | 0198-62-4941 |
ジンギスカンのあんべ | 遠野市早瀬町2丁目4-12 | 0198-62-4077 |
すし紅屋 | 遠野市新穀町2-15 | 0198-62-3764 |
「もったいない・いわて☆食べきり協力店」は随時募集をしています。
登録店には、県からポスター、チラシなどの啓発物品をお渡しするほか、県ホームページ等において店舗名などを紹介させていただきます。
(1) 登録対象事業者
県内で営業する飲食店、宿泊施設(ホテル・旅館)等
(2) 登録要件
次の取組項目のうち、1つ以上の取組を実践する店舗
ア 小盛メニュー等の導入
(例:ハーフサイズや小盛メニュー設定、ご飯や料理の量の調整等)
イ ポスター掲示や呼びかけ等による普及啓発活動の実践
(例:宴会時の「3010運動」の実践や適量注文の呼びかけ等)
ウ 上記以外の食べ残しを削減する取組の実践
(例:料理を食べきった場合、特典としてクーポン発行やポイント付与等)
(3) 取組内容
協力店は、上記(2)の取組を実践して積極的な食品ロス削減に努めていただくほか、県が実施する「もったいない・いわて☆食べきりキャンペーン」に協力いただきます。
(4) 登録手続き
協力店に登録を希望する事業者は、登録申請書を県資源循環推進課に提出してください。
「もったいない・いわて☆食べきり協力店」登録実施要領・登録申請書.pdf [ 142 KB pdfファイル]
「もったいない・いわて☆食べきり協力店」登録申請書.docx [ 26 KB docxファイル]
食べきり協力店Q&A.pdf [141KB pdfファイル]
■岩手県ホームページ 『もったいない・いわて☆食べきり協力店』を利用しましょう(外部リンク)