令和6年度文部科学大臣優秀教職員表彰「社会に開かれた教育実践奨励賞」受賞

 文部科学省では、学校教育における教育実践等に顕著な成績を挙げた教職員及び教職員組織について、その功績を表彰するとともに広く周知し、教職員の意欲及び資質能力の向上に資することを目的に毎年表彰を行っています。今年度は829名が表彰され、遠野市学校給食センターの黒田麻由栄養教諭が受賞しました。

 学校給食と食育に取り組む姿勢は、児童生徒だけでなく地域全体で認識され、広がることを常に念頭に置いている。対外活動が積極的であり、YouTubeを利活用した学校給食・食育の広報活動による情報発信では、学校と地域を一体化させる食育施策が高く評価されました。また、栽培が途絶していた「琴畑かぶ」を高校生と一緒になって給食に利用する道を開き、外来種の「スイスチャード」を給食に取り入れるなど斬新で興味を持たせる献立を考案し、生産者や保護者、地域の人々も関心を呼ぶ活動に取り組んでいることなどが評価され今回の受賞となりました。