0歳から高校生年代(18歳の年度末まで)の子ども医療費給付について、令和6年8月から所得制限を撤廃するとともに、一部負担金を廃止して完全無償化します

1 資格

下記いずれかに該当する子どもが対象です。

  • 遠野市にお住まいで健康保険に加入している
  • 遠野市以外の市町村にお住まいで、遠野市国民健康保険に加入している

2 医療費給付を受けるには

申請手続きをして、受給者証の交付を受けます。

  1. 受給者証を提示したうえで、診察・調剤を受ける。
  2. 窓口での自己負担なし(現物給付)

【注意】※岩手県(所得制限内)・遠野市(所得制限外)のどちらの補助対象か判断するため、所得審査を行います。未申告の場合、審査ができませんので、必ず申告してください。

3 市窓口への申請が必要な場合

  1. 窓口で医療費受給者証を提示し忘れた
  2. 岩手県外の医療機関を受診した
  3. 治療用装具の購入により医療費受給者証が使用できなかった  

⇒ 医療機関では請求されたとおり医療費を支払います

保険診療が確認できる「領収書」を持参のうえ、支払いから5年以内に市窓口(とぴあ庁舎市民課または宮守総合支所)で給付申請をしてください。

4 助成対象外となるもの

  • 健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベット代、紹介状を持たずに受診した200床以上の病院初診時選定療養費等、保険給付とならないもの。
  • 学校等で怪我をした場合等、独立行政法人日本スポーツ振興センター法による医療費が給付される場合があります。その場合、医療費給付の対象外ですので、医療費受給者証は使用しないでください。
  • 交通事故等、第三者行為により治療が生じた際も、医療費給付の対象外です。

※受給者証を誤って使用した場合は、上記及び市から二重に給付を受けていることになりますので、市へ給付額相当分を返還していただきます。

5 医療機関の適正受診にご理解とご協力をお願いします

子どもが病気や怪我をしたときに、安心して病院などを受診してただけるよう、子ども医療費の完全無償化を実施します。

しかし、医療費は年々増加傾向にあるため、限られた財源を有効に活用できるよう、皆さまのご理解とご協力をお願いします。

ポイント1 ~医療機関・薬局の受診等にあたって~

かかりつけ医を持ちましょう

かかりつけ医とは、健康に関する相談ができ、必要なときは専門の病院を紹介してくれる身近な医院やクリニックの医師のことです。

体調が悪くなったら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。     

小児救急電話相談#8000(午後7時から翌朝8時まで年中無休)

夜間に電話で、子どもの病気、怪我や事故について相談できる窓口です。看護師がアドバイスします。

ジェネリック医薬品を活用しましょう

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分、同等の効果を持つお薬のことです。

開発期間やコストが抑えられ、結果として薬の値段を安く設定することができます。

ジェネリック医薬品の使用は、一人一人の保険料の負担軽減につながるほか、医療保険制度を維持していくことへも貢献します。

ポイント2 ~病気の予防・早期発見~

健康な身体を作りましょう

適切な「睡眠習慣」「食習慣」「運動習慣」を身につけ、病気になりにくい体づくりをしましょう。

手洗い、うがいなどを習慣づけ、風邪やインフルエンザ等の予防に努めましょう。

定期健診や予防接種など、機会を逃すことなく受診しましょう