近年、電気火災と地震火災による災害が増えてきています。

 正しい知識を身に着け火災を未然に防ぎましょう。

1 リチウムイオン蓄電池について

 リチウムイオン蓄電池による火災が増加傾向にあります。例に挙げますと、充電中のモバイルバッテリーから出火した火災やテーブルに置いていたスマートフォンを床に落とし、その衝撃により出火した火災が挙げられます。

 またリチウムイオン蓄電池は熱がこもりやすい場所に放置しておくと膨らみや変形をおこし火災の原因になります。

 正しい使い方をし、火災を防ぎましょう。

2 感震ブレーカーの設置

 感震ブレーカーを設置するメリットは、地震の揺れを感知すると自動で電気を遮断し、通電火災による災害を防ぐことです。木造の家が集まる場所ですと、燃え広がる危険性が高くなってきます。そのため、設置することを強く推奨されていますが、設置率は全国でもまだ一部に留まっています。分電盤タイプ、コンセントタイプ、簡易タイプとご家庭にあったタイプを選び設置を検討しましょう。

総務省消防庁掲載「ゆるサイと 火災・防災 再かくにん」←ホームページ動画はこちらから