電気を正しく使用し、火災を防ぎましょう

 令和7年9月10日現在、遠野市管内で11件の火災が発生しており、そのうち4件が電気配線や電化製品に関連しています。

 電気火災を起こさないために、正しい使用方法を確認し、取り扱いには十分注意しましょう。

〇電気配線の短絡(ショート)・半断線(配線の状態を確認しましょう)

 電気配線を家具等による踏み付け、束ねての使用、折れ曲がった状態で使用すると、電気配線の損傷や温度上昇、経年劣化による短絡(ショート)が発生し、出火する恐れがあります。

 電気配線を家具等の下敷きにしない、束ねて使用しない、折れ曲がりに注意しましょう。

〇過電流(たこ足配線はやめる、許容電流に注意しましょう)

 コンセントや延長コードには定格容量(許容電流)が決められています。

 たこ足配線などにより、一度に多くの電気機器を使用し続けると、過電流が生じ、発熱し出火する恐れがあります。

 電気機器の消費電力やコンセント、延長コードの許容電流を確認し、安全に使用しましょう。

〇トラッキング(ほこりと湿気に注意しましょう)

 プラグをコンセントに差し込んだ状態で、ほこりや湿気が溜まったまま放置すると、トラッキング現象により出火する恐れがあります。

 プラグは定期的に清掃し、水がかかったり湿気がついたりしないようにしましょう。

 

住宅における電気火災の原因と予防対策 | 住宅防火関係(映像資料) | 総務省消防庁