特定外来生物について
特定外来生物とは
特定外来生物とは、海外から入ってきた生物で、日本の生態系などに被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
遠野市では2種類(オオハンゴンソウ、オオキンケイギク)の植物の侵入が確認されています。
特徴と駆除の方法は次のとおりですので、お庭や敷地内で見つけましたらご自分で駆除していただきますよう、ご協力をお願いします。また、特定外来生物か迷った場合は市役所環境課までお問い合わせください。
オオハンゴンソウの特徴
・開花期は7月~10月 ・葉は羽状に5~7裂
・舌状花は黄色(10~14枚) ・葉の裏にのみ短い毛がある
・花の直径は6~10cm程 ・よもぎの葉に似ている
・黄緑色の管状花をつける
・葉は互生する(交互に生える) ・草丈は1m~3m
・茎は白っぽくつるつるしている
オオキンケイギクの特徴
・開花期は5月~7月 ・葉は細長いへら状で対生する
・舌状花は黄橙色(8枚位) (茎の両側に生える)
・花の直径は5~7cm程 ・葉の両面に粗い毛がある
・花びらの先端が4~5つに分かれる ・葉の一番幅がある部分は1cm程度
・葉は花のそばに付かない
・草丈は30~70cm程度
駆除の方法
- 根を残さないように、スコップなどを使って引き抜く。
(少しでも根を残すと再生します。根を残さないように注意。) - 天日にさらして枯らす。(生きたままの運搬、野外への放出などが禁止されているため。)
- 燃えるゴミとして処理する。
※「オオキンケイギク」は、7月頃には種子ができているものが多いため、触ると種子が飛んでしまいます。
種子の拡散を防ぐため、翌年の開花初期に駆除をして下さい。
参考外部リンク
特定外来生物についての詳しい情報は
環境省ホームページ www.env.go.jp/nature/intro でご確認願います。