令和6年度から、新型コロナワクチン接種は高齢者を対象とした定期接種となりました。
遠野市では、高齢者の新型コロナワクチン接種にかかる費用の一部を助成します。
高齢者の新型コロナワクチン接種は法律上の接種義務がなく、個人予防を目的に行うものです。
対象者のうち、接種の効果や副反応についてよく理解したうえで、自らの意志と責任で接種を希望する方が接種するものです。

  【厚生労働省】新型コロナワクチンについて(外部リンク)

  【厚生労働省】新型コロナワクチンの有効性・安全性について(外部リンク)

助成対象者

遠野市内に住民登録があり、次の(1)又は(2)のいずれかに該当する方
 
(1) 65歳以上の方(昭和34年10月1日以前に生まれた方)
    ※9月下旬に予診票を送付しています。

(2) 60歳以上64歳以下の方(昭和34年10月2日~昭和39年10月1日生まれ)で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に障がいがあり身の回りの生活を極度に制限される方又は、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり日常生活がほとんど不可能な方 ※遠野健康福祉の里または宮守総合支所窓口で申請手続きが必要です。

    「令和6年度 新型コロナワクチン接種について」(通知・予防接種説明書)

 助成額

  2,500円(1人1回まで)(そのほか、国から8,300円の助成があります) 

 自己負担額

「医療機関の定める接種料金(15,300円程度)」から「市助成額2,500円」及び「国の助成額8,300円」(合計10,800円)を差し引いた額(自己負担額)を医療機関にお支払いください。
接種料金は、医療機関ごとに異なりますので、各医療機関に直接お問い合わせください。 

 助成期間

      令和6年10月1日~令和7年1月31日   

接種場所

市指定医療機関で接種できます。
※集団接種はありません。
※下記医療機関一覧表をご確認のうえ、予約が必要な医療機関には事前に予約をしてから接種してください。

 
    ※上記一覧表の医療機関で受ける場合は、予診票のみを医療機関に提出してください。
     同封の「岩手県高齢者広域接種受診票」は提出不要です。

市指定医療機関以外で接種する場合

入院や施設入所中等のため、遠野市指定医療機関以外で接種する場合は、接種を希望する医療機関が、岩手県広域的予防接種協力医療機関であるかをあらかじめご確認ください。下記「岩手県ホームページ」に掲載されております。

   岩手県広域的予防接種協力医療機関(外部リンク)

(1)県内の協力医療機関の場合
 同封の「予診票」「岩手県高齢者広域接種受診票」に必要事項を記載の上、医療機関に提出してください。
 
(2)岩手県広域的予防接種協力医療機関以外または県外の医療機関の場合
予防接種事故災害補償保険適用のため、事前に手続きが必要です。 接種予定日の10日前までに同封の予防接種予診票を持参のうえ、遠野健康福祉の里または宮守総合支所で申請手続きをしてください
申請書は、下記よりダウンロードできます。
   
     広域的な予防接種申出書

    広域的な予防接種申出書

【窓口に来所できない場合】
  来所での申請ができない場合は、郵便での申請も可能ですので下記までお問い合わせください。

予診票等の交付及び再交付

対象年齢で9月中旬以降に遠野市に転入した方及び予診票又は岩手県高齢者広域接種受診票の再交付を希望される方は、申請手続きが必要です。
申請書は、下記よりダウンロードできます。

    予防接種予診票等交付(再交付)申出書

    予防接種予診票等交付(再交付)申出書

新型コロナワクチンの種類について

定期接種に使用されるワクチンは「オミクロン株JN.1系統」で下記の5種類です。
使用するワクチンは各医療機関で選択します。

製造販売 ファイザー モデルナ・ジャパン 第一三共 武田薬品 Meiji Seikaファルマ
ワクチン名 コミナティ筋注 スパイクバックス筋注 ダイチロナ筋注 ヌバキソビッド筋注 コスタイベ筋注用
分類 mRNAワクチン mRNAワクチン mRNAワクチン 不活化ワクチン レプリコンワクチン

 【厚生労働省】ワクチンの仕組みや効果(外部リンク)

他のワクチンとの接種間隔と同時接種について

新型コロナワクチン接種と、インフルエンザ、高齢者肺炎球菌、帯状疱疹などのワクチン接種との接種間隔に制限はありません。
同時接種については、被接種者の希望があり医師が認めた場合に可能となりますので、かかりつけ医にご相談ください。

ワクチンの副反応について

ワクチン接種は、重症化の予防効果がある一方、副反応が起こる可能性があります。
ワクチンの接種後に、接種部の腫れ、痛み、発熱、頭痛などの副反応が報告されています。

 【厚生労働省】ワクチンの安全性と副反応(外部リンク)

接種後の副反応に伴う体調不良についての相談先

コロナワクチン接種後の副反応に伴う体調不良等については、かかりつけ医又は以下にお問い合わせください。

【平日日中】県民医療相談センター TEL 019-629-9620(受付時間:平日9:00~16:00)​

【夜間・休日・年末年始】いわて発熱等相談コールセンター TEL 0570-059-333(受付時間:16:00~翌日9:00)

予防接種健康被害救済制度について

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。現在の救済制度の内容については、以下の「予防接種健康被害救済制度」をご覧ください。

【厚生労働省】予防接種健康被害救済制度(外部リンク)

 
 
〈お問合せ先〉
〒028-0541
岩手県遠野市松崎町白岩字薬研淵4-1(遠野健康福祉の里内)
遠野市健康福祉部 保健医療課
TEL:0198-68-3186(直通)
FAX:0198-62-1599