ツキノワグマによる被害は、デントコーンや果樹などの農作物被害をはじめ、ハウスや牛舎内の保管物の被害など、被害内容が年々多様化しています。また、民家近くで出没する事例も増加傾向にあります。
 特に、ツキノワグマが好むデントコーンなどの農作物の収穫時期を迎えると、農地や里山に多く出没するようになり、熊による被害が多発します。
 農作物被害を防ぐ対策として、電気牧柵が有効とされています。市でも電柵導入を補助しています。人身被害対策としては、山菜採りや渓流釣りなどで山に入る際は、音の出るものなどを携行し、自らの存在をツキノワグマに知らせることが大切です。また、
人身被害の多くは山林内で発生しています。単独行動をしないようお願いします。
 防除対策を十分に行ない、被害にあわないよう注意をお願いします。

 ○令和5年度ツキノワグマの目撃・被害状況

  目撃件数:106件(うち、被害:36件) ※市に寄せられた情報

 ○令和6年度ツキノワグマの目撃・被害状況

  目撃件数:55件(うち、被害:17件) ※市に寄せられた情報

 【参考】令和6年度の出没情報

 令和6年度ツキノワグマ出没情報.pdf [ 226 KB pdfファイル]