『新編遠野市史』

『新編遠野市史 資料編 考古/古代・中世』

新編遠野市史 資料編 考古・古代中世

 資料編とは、遠野市の歴史を叙述する上で根拠となる資料をまとめたものです。合併前に刊行された『遠野市史』『宮守村誌』には資料編がありませんでしたので、今回の市史編さんで初めて資料編が作られました。

『新編遠野市史 資料編 考古』
 金取遺跡や綾織新田遺跡など、これまでに調査が行われた旧石器時代から近代までの市内55遺跡の発掘成果を、豊富な写真とともに紹介しています。また、遠野市の遺跡を網羅した遠野市遺跡地図を附録として同封しておりますので、あわせてご覧いただくことができます。

『新編遠野市史 資料編 古代・中世』
 
古代から中世までの遠野市や周辺地域の動きがわかる史料を、詳しい解説をつけて収録しました。鎌倉御家人としての阿曽沼氏に関する史料や、中世に描かれた市内に伝わるマイリノホトケも多数掲載しています。

令和6年発行 B5判 ケース入り(2冊セット) 定価5,000円(税込)
〔考古〕フルカラー 266頁  〔古代・中世〕一部カラー 336頁

※『考古』『古代・中世』の2冊セットでの販売です。個別の販売はいたしません。

『新編遠野市史 資料編 考古/古代・中世』チラシ.pdf [ 1167 KB pdfファイル]

 

『新編遠野市史 現代編』

『新編遠野市史』の第1弾となる「現代編」です。
昭和40年代から平成の終わりまでの約50年間の歩みをまとめました。

高度経済成長、情報化、人口減少といった社会の動き、市村合併や東日本大震災などの大きな出来事、その中で人々が取り組んできた活動の様子を描いています。

また、「サッカー物語」「なぜ遠野と言えば河童なのか?」といったコラムのほか、遠野市出身の芥川賞受賞作家・若竹千佐子さんによる特別エッセイ「遠野へ」も掲載した、読みごたえたっぷりの1冊です。

A5判 496ページ オールカラー 定価 3,000円(税込)
令和2年3月発行

遠野市史現代編 刊行チラシ_表.pdf [1376KB pdfファイル] 

 

 

 遠野市史叢書

遠野市史叢書とは?

遠野市史叢書(そうしょ)は、平成27年度から行っている遠野市史編さん事業で調査が進んだ資料の中から歴史研究の参考となる資料などを刊本化したものです。 

『遠野市史叢書4 阿曽沼興廃記』

 阿曽沼興廃記は、中世遠野の領主であった阿曽沼氏の興亡や遠野の様子を小説風に記したものです。江戸時代中期に阿曽沼氏の後裔である宇夫方広隆によって記されました。
 中世の遠野や阿曽沼氏に関する資料が少ないため、当時を知る上で貴重な資料となっています。
 『新編遠野市史 資料編 古代・中世』発刊に伴い、改めて翻刻したものを全編収録しました。

 A5判 78ページ 定価 1,000円(税込) 令和6年3月発行

 

 

 

 

遠野南部家御用留書とは? 

遠野南部家は、近世において盛岡藩の重臣で遠野一万二千石の領主でした。

『遠野南部家御用留書(ごようとめがき)』は、天保3(1832)年から明治2(1869)年にかけて、遠野南部家の盛岡屋敷において記録された公用日誌です。

日々の政務や藩政の動向はもちろん、婚姻・離縁・見舞・葬儀などといった藩士同士の交際の様子や年中行事などが記録された貴重な史料です。

『遠野市史叢書3 遠野南部家御用留書 嘉永年間(下)』

御用留書のうち、嘉永年間の分は、2年、3年(上)(下)、4年(上)(下)、5年、7年の7冊が残っています。
『嘉永年間(下)』では、嘉永4年(上)(下)(1851)、5年(1852)、7年(1854)の4冊を翻刻して刊行しました。
この時代の盛岡藩主は南部信候(利義)、のちに利剛、遠野南部家の当主は南部済賢で、留書には藩主の参勤の様子や、京都の冷泉家とのやりとり、嘉永6年(1853)に起きた嘉永の三閉伊一揆に関する記事などが収録されています。

 

A5判 226ページ 定価 2,000円(税込) 令和5年3月発行

『遠野市史叢書3 遠野南部家御用留書 嘉永年間(下)』チラシ.png [ 748 KB pngファイル]

 

 

『遠野市史叢書2 遠野南部家御用留書 嘉永年間(上)』

御用留書の嘉永年間には、2年、3年(上)(下)、4年(上)(下)、5年、7年があります。

嘉永2(1849)年、嘉永3(1850)年(上)(下)の3冊を『嘉永年間(上)』として翻刻刊行しました。

本文にはそれぞれ頭注を付け読みやすい内容となっております。

A5判 212ページ 定価 2,000円(税込) 令和3年3月発行

遠野市史叢書2チラシ.pdf [2485KB pdfファイル] 

 

 

 

 

『遠野市史叢書  遠野南部家御用留書  天保年間』(販売終了)

天保年間(3年、6年、9年、11年、14年、15年)の6冊を翻刻し刊行しました。

A5判 416ページ 平成30年3月発行

遠野市史関連書籍の購入方法

直接購入

遠野市立博物館で購入できます。
なお、『新編遠野市史 現代編』は、遠野風の丘、遠野市観光協会、内田書店でも購入できます。

郵送による購入申込

書籍代金と送料を、現金書留で市史編さん室宛てにお送りください。
送料は書籍ごとに異なります(2冊以上購入希望の場合は、お手数ですがお問合せください)。
申込者の住所、氏名、電話番号、書籍名、冊数を記入したメモを同封してください。

書籍名 価格(税込) 送料(1冊あたり)
新編遠野市史 現代編 3,000円 360円
新編遠野市史 資料編 考古/古代・中世 5,000円 600円
遠野市史叢書2遠野南部家御用留書 嘉永年間(上) 2,000円 310円
遠野市史叢書3遠野南部家御用留書 嘉永年間(下) 2,000円 310円
遠野市史叢書4阿曽沼興廃記 1,000円 215円

※『新編遠野市史 資料編 考古/古代・中世』はレターパックプラス、その他の書籍はゆうメールで送付します。
 ただし、複数冊購入の場合はこの限りではありません。