「永遠の日本のふるさと遠野」を総合計画の将来像に掲げ、まちづくりを推進する本市にとって、美しい自然環境の中ではぐくまれてきた南部曲り家や、柳田國男の著書「遠野物語」の世界を具現化する施設等は貴重な観光資源であり、多くの観光客が来訪する施設となっている。

 本市では、たかむろ水光園、伝承園、遠野ふるさと村に茅葺き家屋を保存した観光体験施設や情報発信基地としての遠野風の丘、あるいは五百羅漢、続石など自然環境が作り出した観光資源など数多くを観光施設として活用しているが、施設の耐久性を高めるとともに、施設・修景を良好な状態に保ち観光客を迎えるため、定期的に観光施設の改修を行う必要が生じています。

 そこで、総合計画後期基本計画に基づき、「遠野市観光・交流施設整備保全方針」を定め、順次改修を行いこれまで継承してきた遠野らしさを生かし全国に発信し、観光客の増加につなげていくものとしています。

 

遠野市観光・交流施設整備保全方針