『3.11 東日本大震災 遠野市後方支援資料館』は、東日本大震災で遠野市が取り組んだ沿岸被災地後方支援活動に係る資料の展示を目的とする仮設展示場として、平成27年3月14日に開所されました。

 震災から10年を迎えるにあたり、震災遺産の展示や映像コーナーを設け、内装を一新し、令和3年3月7日にリニューアルし常設化しました。

            

背景

 東日本大震災において官民一体で取り組んだ後方支援活動は、災害支援の先進的な事例として、震災以来、国、県、市町村、議会、大学及び研究機関等、多くの方々が当市を視察に訪れてきました。
 震災から10年を迎えるにあたり資料館の在り方を検討し、他市にはない後方支援という役割を後世に伝承するため、仮設ではなく常設することとしました。
 常設化に伴い、資料館を増設(約15坪)し、震災遺産の展示、映像コーナーを新たに設けるなど、内装を一新しました。

施設概要

■位置及び建物
 遠野市総合防災センター駐車場敷地内(遠野市青笹町糠前10-46)
 (アクセス https://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/50,0,307,581,html )
 幅約9m×長さ約22m 建築面積約197平方メートル(約60坪)の平屋建てプレハブ
■主な展示物
 後方支援活動記録パネル40枚(英訳付き)、災害対策本部記録模造紙約25枚、写真パネル約50枚、新聞紙面パネル約15枚、震災遺産、映像コーナー、遠野市後方支援活動検証記録誌ほか多数
 (資料館のほか、総合防災センター内の壁面等にも展示しています。)

一般公開

 一般の方が見学できるよう施設を一般公開しています。ぜひご見学ください。
■開館時間
 午前9時~午後5時(年中無休)
 (防災センターで管理していますので、災害時など緊急を要するときは閉館する場合があります。)
■見学の方法
 事前の申込みは不要で、開館する時間帯は自由に見学いただけます。入館無料。