当市では、平成26年に地域の産業振興や自立分散型エネルギーシステムの構築に向けて、新エネルギーの導入を推進するため、新エネルギービジョンを作成しました。

 令和2年度を当該ビジョンの中間検証年として位置付けていることから、当該ビジョンを確実に推進するため、中間検証を実施しました。

 詳しくは、新エネルギービジョンの中間検証について.pdf [1263KB pdfファイル] をご覧ください。

中間検証の手法

  当該ビジョンに定めた目標の達成状況、施策の実施状況を確認し、当市における新エネルギーの導入に係る成果や課題について確認を行いました。

1 目標の達成状況

 当市のエネルギー消費量(基準年:平成24年)に占める新エネルギーの割合を30%以上とする目標に対する現状を確認しました。

2 エネルギービジョンに登載した施策の実施状況

 当該ビジョンに登載した3分野37施策と、5つのリーディングプロジェクトの実施状況等を確認・評価し、成果や課題を確認しました。

 ■施策の評価手法

  施策の実施状況により、各施策を以下のA~Cに分類しました。  

A:実施済み 既に実施済みの事業
B:実施中 現在実施しており、今後更に展開を見込む事業
C:検討中 実施に向けて検討が必要な事業

中間検証結果

1 目標の達成状況

 (1) エネルギー消費量に占める新エネルギーの導入割合(R2.4現在)

   平成27年当時の新エネルギーの導入割合13.0%から、導入割合は5年間で1.1ポイント上昇しました。

    

 (2) 導入された新エネルギーの割合

    釜石ウィンドファームの風力発電、市内の水力発電で、新エネルギー全体の87.6%を占めています。

   

2 施策の実施状況

   登載した施策の約50%を実施し、新エネルギーの導入を推進しています。

       

3 検証結果

 (1) 省エネルギー化に関する施策は、概ね実施しており、市の運営コストの削減に効果を発揮しています。

 (2) 実施できなかった施策については、国策等の状況もふまえながら、施策の実施に向けた検討を進めていく必要があります。

 (3) 他の分野と比較して検討中の施策が多い、エネルギー施策の普及啓発の分野については、今後、特に施策を進めていく必要があります。

 (4) リーディングプロジェクトを進めるに当たっては、地域産業と密接にかかわるエネルギー資源を活用することを前提とし、地域産業の現状や課題を踏まえたうえで、地域産業の振興に資するプロジェクトの実現を目指していきます。