遠野の水源地を森に戻そう!
同プロジェクトは、遠野の水源地である同高原をかつての森に戻すため、10年前からNPO法人遠野エコネットが活動を展開。
同日は、環境教育の一環で土淵小学校の4年生18人が参加し、植樹活動を通じて森林の役割や水の大切さを学びました。
同法人の職員らが植樹方法を説明した後、4班に分かれて活動。
植樹する場所を決めたら、支柱を立て土を掘り起こします
苗木を植えた後は、シカの食害を防ぐため、プラスチック製の筒状の防除器具を取り付けます
児童たちはスコップで土を掘り起し、一人3本ずつミズナラの苗を植え、それぞれにシカ食害対策用の器具を取り付けました。
器具の取り付けにはコツが必要で、児童は悪戦苦闘。しかし、2本目、3本目になると、感覚を覚えスムーズに取り付けられるようになりました。
児童は、初めての体験に汗を流しながら夢中で取り組んでいました。
真剣なまなざしで3本目の器具を取り付ける子どもたち
荒川響介くんは「学校の畑の土より少し硬くて掘るのが大変だったけど、楽しかったです」とにっこり。
班員同士で協力し合いながら木の高さを計測
同法人代表の千葉和さんは「木の成長を子どもたちと一緒に観察していきます。今後もこの活動を継続していきたい」と意気込んでいました。
同活動は、7月に苗木の成長の様子を観察し、また、9月には苗木を育てるため、ドングリ拾いを行う予定です。

登録日: 2014年6月4日 /
更新日: 2014年6月4日