自慢の和牛を披露
黒毛和牛の雌が5部門に合計39頭出品され、市内外から参加した畜産農家は自慢の和牛を披露しました。
共進会では、体格や発育状況、毛並みなどの見栄えを審査。
審査員は和牛に手で触れるなどして吟味
最高賞である名誉賞は○未経産の部 名号:「さくらまや」 出品者:阿部和男さん(附馬牛町) ○経産の部 名号:「きくの」 出品者:石橋耕一さん(青笹町)がそれぞれ選ばれました。
さくらまや号
きくの号
このほか参加者が和牛を審査する「ジャッチングコンテスト」や獣医師による給餌講習会なども行われ、参加者は和牛の生産管理に理解を深めました。
ジャッジングコンテストの様子。楽しみながらも、その目は真剣
給餌管理の大切さを訴える川島充獣医師
栄誉賞に輝いた阿部和男さんは「交配や給餌を工夫して生産にあたっている。試行錯誤が報われてうれしい」とにっこり。
北湯口進遠野地方和牛改良組合長は「和牛生産は低迷が続いているが、共進会を通じて品質の向上と畜産業界全体の活性化につなげていきたい」と決意を新たにしました。
5部門で優勝した和牛は、9月3日に開催される岩手県畜産共進会に出品されます。
「遠野牛」の試食会も行われました!

登録日: 2013年8月8日 /
更新日: 2013年8月8日