市内金融機関で強盗対応訓練
年末にかけて多額の現金を取り扱う機会が増えることから、防犯意識の徹底を図るために同会が毎年実施しているもの。
この日は、関係者ら20人が見守る中、同支店の職員11人が訓練にあたりました。
署員扮する2人組の強盗が押し入り、人質役の署員に拳銃を突き付け「金を出せ。早くしないと人質を殺す」と脅迫。
強盗役の迫真の演技に店内には緊張感が漂います
強盗は現金を奪い、自動車で逃走しました。
職員は逃走車両にカラーボールを投げ付け、ナンバーを確認した後110番通報。
駆け付ける署員
駆け付けた署員に、体格や服装など犯人の特徴や犯行の様子などを詳しく説明しました。
冷静に説明する職員
同署の藤島良則生活安全課長は○店内によく注意を払い不審人物に警戒すること○犯行後は証拠の保全に努めること○予め職員間で対応の役割分担をしておくこと―など対応時の注意点について指導。
また、「訓練でできないことは本番でもできない。日頃から訓練に励み、防犯意識を高くもってもらいたい」と訓練の大切さを呼び掛けました。
新沼賢同支店長は「強盗役の迫真の演技に圧倒され予想以上に緊張した。訓練内容を検証し、防犯体制を強化していきたい」と気を引き締めました。

登録日: 2012年12月18日 /
更新日: 2012年12月18日