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遠野市わらすっこ条例
前文 第1章 第2章 第3章
第4章 第5章 第6章 附則
第3章 子どもの権利を保障する責務
共通の責務 [第8条]
 保護者、地域住民等、学校等関係者、事業者及び市は、子どもの権利を保障するため、相互に連携し、及び協働するとともに、次に掲げる支援を行うよう努めなければなりません。
(1)  子どもが他の人の権利を尊重し、責任ある社会の一員として育つために必要な支援
(2)  保護者が子どもの養育及び発達に関する第一義的な責任を果たすために必要な支援
(3)  子どものよさを見つけてほめることで、子どもが自信及び誇りを持ち、自分を見つめ、生きる力を養うために必要な支援
保護者の責務 [第9条]
1  保護者は、子どもの健やかな成長及び権利の保障にとって家庭が果たす役割を認識するとともに、その第一義的な責任を有することを自覚し、子どもを守り育てなければなりません。
2  保護者は、子どもに愛情を持って接し、子どもを虐待せず、子どもが基本的な生活習慣、社会規範及び道徳観を身に付けることができるよう努めなければなりません。
3  保護者は、子どもにとっての最善の方法を考え、子どもの年齢及び発達に応じた養育に努めなければなりません。
地域住民等の責務 [第10条]
1  地域住民等は、地域のさまざまな人、自然及び文化との関わりの中で、子どもの豊かな人間性が育まれることを認識し、子どもが健やかに育つよう子どもの支援に努めなければなりません。
2  地域住民等は、虐待、暴力、犯罪などから子どもを守るため、安全で安心な地域づくりに努めなければなりません。
3  地域住民等は、子どもが地域社会の一員であることを認識し、子どもとともに地域活動を行うよう努めなければなりません。
学校等関係者の責務 [第11条]
1  学校等関係者は、子どもが主体的に育ち、及び学ぶ環境づくりに努めなければなりません。
2  学校等関係者は、子どもの身近にいるおとなであることを自覚し、虐待、体罰、いじめなどから子どもを守るため、関係者及び関係機関と連携し解決にあたるよう努めなければなりません。
3  学校等関係者は、関係者及び関係機関と連携を図りながら、不登校などについて適切な対応に努めなければなりません。
4  学校等関係者は、子どもの育ち及び学びに関する情報の提供に努めるとともに、説明責任を果たすよう努めなければなりません。
5  学校等関係者は、子どもが子どもの権利について理解し、意見を表明する機会を設け、又は支援に努めなければなりません。
事業者の責務 [第12条]
1  事業者は、子どもの育ちに与える影響の大きさを認識した事業活動を行うとともに、若年層の就労支援、従業員に対する人材育成及び社会人としての教育に努めなければなりません。
2  事業者は、子育て期の従業員が仕事と子育てを両立できるよう職場環境づくりに努めなければなりません。
3  事業者は、子育て期の従業員が、その子どもと十分触れ合うことができる環境づくりに配慮するとともに、学校等が行う職場体験活動など、子どもの育成に関する活動に協力するよう努めなければなりません。
市の責務 [第13条]
1  市は、子どもの権利を保障するため、子どもにとっての最善の方法を考え、子どもに関する取組を推進しなければなりません。
2  市は、子どもの権利を保障し、子どもを支援するため、保護者、地域住民等、学校等関係者及び事業者がそれぞれの責務を全うするよう、保健、福祉、医療、教育その他のあらゆる分野において、必要な支援及び総合調整を図らなければなりません。
3  市は、国、県及び子どもに関わる関係機関と相互に連携し、及び協働しなければなりません。
4  市は、子どもに関する取組を実施するため、財政上の措置その他必要な措置を講じなければなりません。