総合防災センター及び消防庁舎の整備に関する調査・検討
1、当室の主な業務
当総合防災センター整備室では、老朽化した遠野市消防庁舎の移転改築及び三陸地域の地震津波
災害への後方支援拠点となる施設の検討、整備をしております。
2、新消防庁舎の整備について
○ 現消防庁舎の概況
完成年月:昭和47年2月、庁舎面積:865.52㎡(1階520.16㎡、2階345.36㎡)
敷地面積:2,036.27㎡
○ 遠野市消防庁舎整備の必要性
・ 老朽化が著しく、耐震性に問題があります。
・ 消防車両の大型化・近代化に施設が対応できません。
・ 訓練施設などが整備されておらず、効率的に職員の技術向上を図ることが困難です。
・ 自主防災組織や消防団等の育成・強化を目的とした、実践的な防災教育を行うことが出来る
研修施設、スペースの整備が必要です。
・ 増大かつ複雑多様化する災害に対応するため、消防・防災を一体化した防災拠点施設を兼ね
た消防庁舎の整備が必要です。
○ 計画敷地の選定
消防救急活動、基幹道路への接続、ヘリポート設置の適合性、後方支援施設敷地の拡張性、連
携、訓練、研修機能等を検討の結果、遠野運動公園進入路南東区域が最適地であり、この土地に
計画します。
1)計画位置 遠野市青笹町糠前(遠野運動公園進入路南東区域)
2)敷地面積 約16,000㎡
○ 遠野市消防庁舎整備のスケジュール
平成20~22年度 測量設計調査委託・用地買収
平成22~23年度 造成・基礎工事
平成23~24年度 庁舎建設・通信機器設置工事
平成24年度 供用開始予定
3、三陸地域地震災害後方支援拠点施設の構想について
○ 三陸地域地震災害後方支援拠点施設整備の必要性
・ 今後30年以内に、99%の確率で宮城県沖地震が、90%の確率で三陸沖北部地震が発生すると
予想されており、津波被害に対する支援体制の構築が求められています。
・ 遠野市は、沿岸と内陸に道路網が整備され結節点となっています。
・ 遠野市を中心とした半径50kmの円内に、沿岸の宮古市から陸前高田市まで、内陸の盛岡市か
ら奥州市までが包括されており、防災ヘリコプターで約15分の時間距離となっています。
・ 遠野市の地質は花崗岩で安定しており、災害に強い地域となっています。
・ 位置、道路網、地質において、遠野市は災害後方支援拠点としての好条件な場所です。
・ 今後の大災害に対しては、各自治体間で連携し、支援し合う必要があります。
・ 遠野運動公園は、遠野市が大災害を受けた場合、緊急消防援助隊の受援計画に係る支援機関
の集結拠点として位置付けられており、三陸地域地震災害後方支援拠点施設も同様の拠点とな
ります。
○ 三陸地域地震災害後方支援拠点施設整備推進協議会について
近い将来高い確率で予想されている三陸地域への地震や津波による被災に対して、速やかに支
援活動できる拠点となる施設の整備を、関係市町村が一致協力して推進することを目的として、
平成19年11月に「三陸地域地震災害後方支援拠点施設整備推進協議会」を9市町村で設立し、国
県や防災関係機関への要望活動を行っております。
また、平成21年5月には、構成市町村の市議会議長も委員として加わりました。
○ 三陸地域地震災害後方支援拠点施設構想の概要
・ 臨時ヘリポート・野営地及び駐車場(遠野運動公園内の施設を活用)
・ 後方支援棟(総合指揮本部等後方支援拠点機能)
・ 備蓄倉庫(医薬品、毛布等の備蓄及び資機材倉庫)
・ 多目的利用スペース(駐車場及び荷捌きスペースなど多目的利用)
・ 給水装置、トイレ(支援用給水及び生活用飲料水並びにトイレの整備)
・ 燃料補給体制の確立(ヘリコプター等の燃料補給体制を整備)



