サレルノ市の概要

1. 所在

イタリア21州の中の一つであるカンパニア(Campania)州の州都ナポリの東南約60キロメートル。景勝地アマルフィ海岸 (Costiera Amalfitana)の片端。
*アマルフィ海岸線(ソレントからポジタノ及びアマルフィなどを経てサレルノに至る海岸線)

2. 人口

サレルノ市  147,580人 (2007年末)
サレルノ県  147万人    (  〃  )
*サレルノ県には、県庁所在地であるサレルノ市のほかに 158のコムーネ(市町村)が所属している。

3. 小史

紀元前7世紀にギリシャの植民地として、さらに紀元前194年には、ローマの植民地となる。7~8世紀に北ヨーロッパの一族であるロンゴバルド族が侵住、公国とする。
1076年にナポリ王国の首都となる。11世紀には学術研究、特に医学につき欧州全域に名が知れわたる。事実「サレルノ医科大学(Scuola Medica Salernitana)」は、1050年設立で、欧州で最古の医学校である。サレルノの医学校は1817年まで続いたが、ノルマン支配下の12世紀に最も盛んであった。このような歴史を反映して、9世紀建設のカテドラルをはじめ、史跡に富む。また、第二次世界大戦時の1943年9月5日未明に米軍がサレルノ湾から上陸、ドイツ軍を打破した。
現在のサレルノは、周辺の豊かな農業地域の中心地であり、パスタなどの食料品工業も盛んである。県庁所在地であり、師範大学がある。

4. 産業

陶磁器(セラミック)と特産の「モッツァレッラチーズ」が有名。サレルノ市の近郊農村では、野菜や果物を栽培している。

5. 街区

サレルノ市は、海岸線沿いの現代的な部分と、8世紀にアレキ王子が再建した城がそびえる丘の部分(中世風)に大別される。

サレルノ県ホームページ(日本語)
  http://www.japanitalytravel.com/banner/salerno/top.html

盟約宣言
日本国遠野市とイタリア共和国サレルノ市は、両市間における市民文化の交流を深め、両市民の理解と連携を密にし、相互の友好親善と市民外交が促進され、両市市勢の伸展と市民福祉の向上に寄与することを念願するとともに、日伊両国ひいては、世界平和と人類の福祉に貢献することを確認し、ここに両市が姉妹都市として提携することを盟約する。

昭和59年8月8日

DICHIARAZIONE DI GEMELLAGGIO
Il Comune di Salerno della Repubblica Italiana e la Citta` di Tohno del Giappone, con l'intento di approfondire gli scambi culturali fra i cittadini delle due citta`, di rendere piu` stretta la comprensione e cooperazione trai medesimi e di promuoverne i rapporti e la reciproca amicizia, contribuendo cosi allo sviluppo delle due citta` nonche` al miglioramento del benessere dei loro cittadini, e nel confermare di voler dare il proprio contributo non solo a favore dei loro due Paesi d'Italia e del Giappone ma anche a favore della pace del mondo e del benessere dell'umanita`, concludono qui un accordo di gemellaggio.

8 Agosto, 1984