1 背景・要旨

 東北横断自動道釜石秋田線遠野インターチェンジが平成27年12月に開通し、平成30年度には釜石まで全線開通の予定となっています。

 本市を取り巻く高速道路網の整備によるストック効果により、本市への企業進出の意欲が高まってきています。

 第2次遠野市総合計画では、遠野東工業団地周辺を工業団地エリアと位置づけていることから、ものづくり産業振興の拠点として拡張整備を行い、企業進出に備えるとともに、雇用の場の確保につなげます。

2 事業概要

 (1) 場  所 遠野市青笹町中沢及び上郷町板沢地内

        東北横断自動車道釜石秋田線遠野住田ICから市街地方面へ約4㎞地点

 (2) 事業期間 平成28年度~平成32年度

       (工業団地周辺の道路・水道等の整備については平成37年度まで)

 (3) 整備面積 30.4ヘクタール

 (4) 開発予定区域に係る概算事業費 2,838,000千円

 (5) 位置図・航空写真

      

 (6) 整備スケジュール

                                      (年度)

  

 

3 整備の手法について

 現況測量、実施設計、調査、用地取得及び造成工事等を、岩手県土地開発公社(以下「公社」)に委託しました。

4 工業団地整備に係る経理方法と資金計画について

 (1) 公社に委託しようとする土地の取得、造成その他の業務については、公有地の拡大の推進に関する法

  律第17条第1項第1号ハ「公営企業の用に供する土地」に該当し、その経理については地方財政法第

  6条の規定により、特別会計を設けて行うことが必要であることから、平成29年9月遠野市議会定例

  会において遠野市特別会計条例を改正し、「遠野東工業団地整備事業特別会計」を設置しました。

 (2) 平成32年度まで公社に委託する用地取得、用地造成等業務(測量、設計、調査を含む)に係る債務負

  担行為を設定しました。

 (3) 財源は一般会計からの繰入金のほか、岩手県自治振興基金及び公営企業債を活用し、造成完了後は財

  産売払収入をもって償還等に充てます。

 (4) 特別会計では公社への業務委託料と償還金についての経理とし、その他工業団地周辺の公共施設(道

  路・水道等)の整備については一般会計での経理とします。

5 平成29年度の事業

 (1) 遠野東工業団地整備事業特別会計予算額 45,250千円

  【歳入】

   ・一般会計繰入金 11,350千円

   ・市債(岩手県自治振興基金貸付金) 33,900千円

  【歳出】

   ・委託料(用地取得、用地造成等業務委託料) 45,250千円

  【債務負担行為】

   ・平成29年~32年度までの委託業務に係る債務負担限度額 2,838,000千円

 (2) 委託までの流れ

   ・特別会計条例の改正・予算の議決(9/15)

   ・公社との実施協定締結の議決(9/22)

 (3) 今年度の公社実施予定業務

   ・地形測量地質調査業務(現況平面図作成、地質調査)

   ・実施設計業務(造成計画図面作成、開発行為等各種許認可申請)

   ・用地測量調査業務(境界復元、権利者立会、分筆登記、立木等補償物件調査)

   ・不動産鑑定業務(土地売買単価確定)