市内では、野生動物による農作物被害や交通事故が増加しています。
 特にも、ニホンジカやハクビシンによる被害が拡大傾向にあり、ツキノワグマも目撃や被害が増加していることから、「捕獲」「防除」「人材育成」の3つを柱に、各種対策によって被害の削減に取組んでいます

● ニホンジカ捕獲対策(捕獲強化)

 増加する鳥獣被害対策として、捕獲の強化を行なっています。特にも急増しているニホンジカについては、有害捕獲と狩猟により、1年を通じて捕獲を行なっています。

  ○取組状況:4月~10月(有害捕獲)・11月~3月(狩猟)
  ○捕獲状況:平成26年度 2,411頭(有害捕獲:1,015頭・狩猟:1,396頭) 
                            参考 岩手県 10,919頭

       

  メッシュ別捕獲数拡大 [131KB pdfファイル]     

  ニホンジカ捕獲状況推移 [121KB pdfファイル] 

 

 ハクビシン用わなの貸出し(捕獲強化)

 外来鳥獣であるハクビシンは、農作物被害がある場合で自己所有地に箱わなを設置して捕獲する場合に限り、免許を所持しなくても捕獲することができます。但し、捕獲には許可が必要となりますが、被害がある場合は、申請によって許可を受けることができ、わなの貸出しも行なっています。
   
     ○対象:ハクビシンによる農作物被害を受けている農家
   ○設置場所:自己所有地内に限る
   ○申請方法:被害にあった作物の品名、被害量、時期等を申請して頂きます。
   ○わなの貸出し:わなは一定の期間無料で貸出しを行ないます。
   ○その他:箱わなは3辺の合計が160cm以下のものに限ります。  

● 電気牧柵設置補助(防除対策)

  ツキノワグマやニホンジカによる農作物被害防止を目的に設置する「電気牧柵」の導入に対し、補助を行なっています。

  ○補助対象:農地に電気牧柵を設置する場合の資材及び工具
  ○補助率:個人 1/2(上限45,000円)・団体 4/5(上限400,000円) 
補助金交付要領 [216KB pdfファイル] 
  
 なお、集落内への野生鳥獣の侵入防止を目的に、集落単位で農地や山際に電気牧柵や金網柵を設置する場合、国から設置資材の補助を活用できる場合があります。詳しくは担当課までお問い合わせください。

● 遠野市鳥獣被害対策実施隊の設置(人材育成)

 野生鳥獣の有害捕獲を行なう「遠野鳥獣被害対策実施隊」を平成24年8月に設置し、ニホンジカやツキノワグマの有害捕獲の活動を行なっています。
  ○隊員:遠野猟友会の推薦者(銃・わな・網猟免許所持者) 69名※H27.2末
  ○身分:遠野市の非常勤職員 
  ○活動:野生鳥獣の有害捕獲

  ニホンジカの捕獲数を増加させ、農作物被害を減らす対策として、わな免許を持っている狩猟者の補助者として活動する人を、「ニホンジカ捕獲応援隊」として育成し、わなの見回りや再設置などの補助の協力によって、捕獲対策に取組んでいます。

  ○資格:市が主催する安全講習会を受講した方
  ○身分:わな免許所持者の補助者(ボランティア)
  ○活動範囲:自己が所有又は管理する農地内

  ○活動:わなの見回りや再設置などの補助的業務  ニホンジカ捕獲応援隊制度 [1481KB pdfファイル] 

 

 ● 新規狩猟者確保対策(人材育成)

  増加する鳥獣被害対策には、担い手の確保が急務であることから、狩猟免許を取得し、鳥獣被害対策実施隊員として活動を希望する市民に対し、銃の取得に必要な経費の一部を助成します。
 

○ 散弾銃 補助率:1/2(上限10万円) 
○ 猟銃保管庫及び装弾保管庫 補助率 1/2(上限2万円)
○ 銃の所持許可手数料 補助率:1/2
  ※いずれも新規取得、猟友会登録、実施隊としての活動誓約が条件となります。

 

 

 

 

 

●  ニホンジカ捕獲応援隊(人材育成)